今日はアルコールインクアートで使用するレジン液についてのお話です。
2年前にこちらのブログで紹介したART RESIN(アートレジン)をコーティングで使用している人も多いと思います。
私自身もずっとART RESINを使用していたのですが、以前と比べアルコールインクアートのの認知が広がり、ありがたいことに使用できるレジンの種類も増えてきたんですよね!
作り手側からすると選択ができるのはすごくありがたい^^
そこで!私も使用していたレジンを見直し、今いちおしのレジン液が見つかったので紹介します!
FLAWLESS RESIN(フローレスレジン)の魅力
今私が一押しのレジン液それがこちらのフローレスレジンの海アート用
今日はこのレジンの魅力を3つお伝えしようと思います!
硬化後の硬度が高い
まず1つ目が硬化したときに硬い!(高硬度なんです)熱にも強いため、耐久性に優れていて、メーカーさんの説明によるとテーブルトップにする事も可能とのこと^^
(制作の幅がひろがる~~~!)
アート作品の保護だけでなく、スマホケースや小物置き、さらには透明度も高いのでアクセサリー制作にも使用しやすいんです!
硬化が早い
2つ目の魅力は硬化が早い!今回ご紹介している【フローレスレジンの海アート用】は10~20時間(25℃)で硬化します。
UVレジンに比べ硬化時間が長いエポキシレジンですが、早く硬化することで作業効率がUPできるのも嬉しいですよね!
お値段がお手頃価格
3つめの魅力!これが1番魅力的じゃないかな!? なんと!お値段がとてもお手頃価格!(これを1番というのは大阪人だからかなw)
このブログ作成時8/9現在 1kg=4,980円 ちなみに、、私が今まで使用していたレジン液のほぼ半額…。
レジンって価格高いし、失敗することもあったりするので、こんなかなり大きい違いですよね~
こんな魅力があるので、今私の作品づくりとレッスンでは、ほとんどフローレスレジンを使用しています^^
ただフローレスレジンは、使う上でちょっと注意も必要。それもお伝えしますね。
フローレスレジンの注意点
気泡が抜けにくい
フローレスレジンは粘度が高いレジンになります。粘度が高いため、硬化前でも【どろっ】としていて、気泡が抜けにくい(;_:)
なので後ほどバーナーなどで気泡抜きも行いますが、極力気泡を入らないようにすることが1番かと思います。
そのため私はこんなことをかなり意識して使用しています。
①レジンが冷たい状態では使用しない(特に冬場)冷たいと粘度があがります。
②軽量の際はゆっくり注ぐ
③混ぜるときはゆっくりと混ぜる
混ぜ方に関しては、 メーカーさん公式YouTubeで分かりやすく紹介してくれていたので、参考にしてみてください♪
私の実感としては、気泡が入る量は他のレジンと大きく変わらないけど、粘度が高く気泡は抜けにくいため上記のような対策は必要かとは思います。
レジンが黄色くなりやすい
もうひとつが【レジン液(硬化剤)自体が黄色くなりやすい】
これはレジンを普段扱っている人からすると、「えっ?大丈夫?もう使えないんじゃないか?」と思いますよね。
レジン液の硬化剤は未使用でも月日が経つと黄みがかってきます。商品や製作過程のロットによりますが、私の実感だと他メーカーでも半年前後で色の変化が見られることが多い。
ただその早さがフローレスレジンはとても早かったのです。(私は購入して3週間ぐらいかな)
「黄みがかったまま使用すると、硬化後はにごった色味になる」というのが、私のそれまでの経験談でした。
そこでこれは不良品では?と思い、メーカーさんに確認しました。 すると「そのまま通常通り使ってください。透明になるので」とのこと。
ほんとか?と半信半疑のまま使用してみました。すると…本当に透明になったのです(;’∀’)
よくメーカーさんの商品説明を拝見すると、たしかに【混合前の液体は含有成分の色で無色では無い場合がございますが、混合すると無色になります。不良品などではございませんのであらかじめご了承くださいませ。】
と書いてあるではありませんか。(言いがかりをつけてごめんね。(‘;’))
ということなので、買ってすぐ黄みがかっていても安心してください。※あまりに色がおかしい場合などは、一度メーカーさんに確認してみるといいかも。
ただいつまで透明で硬化できるのかは分からないので、できるだけ早く使ってくださいね!
このようにフローレスレジンは注意するべき点もありますが、お手頃価格かつ透明度も高いレジン液になので、レジン液を購入される際は検討してみてくださいね~
では、かなりのんびり配信ですが、これからもよろしくお願いします♪