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アルコールインクアート

アルコールインクアートで使うユポ紙 & アートペーパー比較

アルコールインクアート

こんにちは。mil(ミル)です。
皆様はアルコールインクアートをされるとき、どんな紙を使っていますか?
一般的にはAmazonなどのネットで手に入りやすい、ユポ紙を使用される方が多いかな?と思います。

この記事ではアルコールインクアートでよく使われるユポ紙と、milで販売中のアルコールインクアート紙(やわらかmodelとシャープmodel)を比較してみました。

アルコールインクアートをする際の紙選びの参考になれば嬉しいです。

2020.11/19 名前をSPペーパーからインクアート紙やわらかモデル、光沢ペーパーからシャープモデルに変更しました。商品は同じですが、パッケージと名前が変わりました。

この記事はこんな人に読んで頂きたい記事になります。

  • ユポ紙以外の紙を試してみたい方
  • アルコールインクアートのインク染みにお困りの方
  • milインクアート紙について知りたい方

アルコールインクアートで使われるユポ紙とアートペーパーの特徴

ここではアルコールインクアートでよく使われる「ユポ紙」と「milインクアート紙」の特徴について簡単に紹介します。

ユポ紙

水に強く屋外のポスターなどにも多く使われている合成紙です。Amazonでも購入できるので、手に入りやすい紙になります。

インクアート紙 やわらかmodel

ユポ紙と比べると、光沢があり気密性の高い柔らかい紙です。アルコールインクが紙に染みにくく、アルコールで消して描き直しもできます。リーズナブルなお値段なのも「やわらかmodel」の特徴の一つです。

インクアート紙 シャープmodel

光沢が特徴で、ラミネート加工と同等の高級感があります。ユポ紙に比べ、アルコールインクが紙にほとんど染みることがなく、アルコールインクを消すことが出来るので、描き直しが簡単にできるペーパーです。少し価格はお高めですが、レジンをしなくても周りを反射させるぐらいの光沢感があるのが「シャープmodel」の大きな特徴です。

アルコールインクアートで使われるユポ紙とアートペーパーの比較

それでは早速ですが、実際にユポ紙と、アルコールインクアート紙(やわらかmodel・シャープmodel)を使用し、どの紙がアルコールインクアートに適しているか実験してみます。

実験概要

  • 使用ペーパー
  • 使用アルコールインク
    • copic ink BG32
  • 使用アルコール
    • IPA(イソプロピルアルコール)
  • 使用ドライヤー
    • 700w温風

実験してみました

アルコールインクを垂らす

実際にアルコールインクとアルコール(IPA)を垂らしてみました。

ペーパー比較-1
  1. ユポ紙
    インクを落とすだけでは、インクの染みはほとんど見られませんでした。ただアルコールを落とすとインクの染みがかなり強く見られます。
  2. やわらかmodel
    アルコールインクが丸く広がります。少し紙がインクを吸ったかな?というような印象です。
  3. シャープmodel
    紙がアルコールインクを弾くように広がります。インクの広がり方はユポ紙と似ています。アルコールで伸ばしてみますが、インクの染みがほぼ見られませんでした。

アルコールインクを消す

  1. ユポ紙
    アルコールインクがユポ紙に染みていて、ほとんど消せません。染みていないところは、消える、というより薄くなりました。
  2. やわらかmodel(旧名:SP)
    ほとんど染みが残らず消えました。光沢Aペーパーに比べると、薄く残りますがユポ紙と、比べると一目瞭然です。
  3. シャープmodel(旧名:光沢)
    綺麗に消えました。アートの修正にかなり使えそうです。ユポ紙と比べると一目瞭然です。

実際のアート写真

こちらが実際にやわらかmodelとシャープmodelでアートをした写真になります。

やわらかmodel
やわらかmodel
シャープmodel
シャープmodel

レジンや保護スプレーをしても変色することなく、作品を作ることができます。

アンケートまとめ

今回アルコールインクアート紙販売前に10名の方にモニターに参加して頂きました。始めにアンケート結果のまとめをご紹介させていただきます。
結果だけを知りたい方は、こちらのまとめのみご覧ください。詳しく知りたい方はまとめより下にアンケート結果を記載しております。

アンケート結果まとめ

価格や描きやすさなどの使用感を、トータルするとやわらかmodelが1番使いやすいと答えたモニター様が多かったです。

特にやわらかmodelはユポ紙やシャープmodelに比べ、ふんわり感が出しやすく、お花や大理石をアルコールインクアート描きたい方にはオススメの紙になります。
また価格面もやわらかmodelは経済的であるという回答が多かったです。

やわらかmodelもシャープmodelもともに「アルコールインクが染みになりにくい」と答えた方がかなり多く、アルコールインクの染みに悩まれている方には特にオススメのアルコールインクアート紙になります。

以上がアルコールインクアート紙アンケートの結果まとめになります。

ここから詳しくアンケート結果について記載していきます。

モニター様 アンケート

今回のアートペーパーモニターでは、簡単なアンケートを取らせて頂きました。アンケート結果を集計したので、公開します。アルコールインクアート紙に関してのアンケート内容は下記2つになります。

使用感を5段階評価で教えてください。

・アルコールインクの染みに関して

・綺麗な線がでるか

・ふんわりな雰囲気がでるか

・価格

【評価基準】ユポ紙と比べて…

1点・・・悪い、ユポ紙の方がいい
2点・・・ユポ紙と変わらない
3点・・・どちらかというとユポ紙よりいいかな
4点・・・良い!購入を検討する
5点・・・すごく良い!購入する!

※ 10人の参加者のため、満点の場合は50点になります。

次にこちらのアンケート結果になります。

質問内容やわらかmodelシャープmodel
アルコールインクの染みに関して  38点
4(8名)3(2名)
38点
5(1名)4(8名)1(1名)
綺麗な線がでるか35点
4(6名)3(3名)2(1名)
34点
4(6名)3(2名)2(2名)
ふんわりな雰囲気がでるか35点
4(6名)3(3名)2(1名)
32点
4(3名)3(6名)2(1名)
価格37点
5(2名)4(6名)2(1名)1(1名)
21点
4(3名)2(2名)1(5名)

今回使用したアルコールインクアート紙とユポ紙を使用感・価格などトータルしたうえで、良かった順を教えてください。

例:①やわらかmodel ②ユポ紙 ③シャープmodel

こちらのアンケート結果になります。

良かった順投票数
①やわらかmodel②ユポ紙 ③シャープmodel4票
①やわらかmodel ②シャープmodel ③ユポ紙4票
①ユポ紙 ②やわらかmodel ③シャープmodel1票
①シャープmodel ②ユポ紙 ③やわらかmodel1票

以上がアンケート結果になります。アンケートにご協力頂きましてありがとうございます。
特にやわらかmodelが良いと言って頂いた方が多かったです。アルコールインクが染みになりにくいと答えた方はやわらかmodelもシャープmodelも高い結果でした。

モニター様の声

アンケートモニターにご参加いただきました方の中から、お写真を送って頂きました数人の方のお声を要約し、ご紹介させて頂きます。

Instagram:capricious_sevem様

やわらかmodelは伸びがよくてお気に入りです。

やわらかmodel使用
シャープmodel使用

Instagram:@moon_inkart様

やわらかmodelはあまり線が出ないような気がしますが、柔らかくふんわりとしたデザインにはいいと思います。シャープmodelはくっきりとした線が出て、パキッとしたデザインな印象と艶が好きな方に良いかもしれません。どちらの紙も染みができなかったです。

やわらかmodel使用
シャープmodel使用

Instagram:redesign_okinawa様

やわらかmodelは、マットな質感を活かして大理石調のアートや淡い幻想的なアートをされる方にオススメの用紙です。シャープmodelはアート用紙としては不向きかもしれませんが、折れて欲しくないものなど強度や硬さが必要な場面に向いています。

やわらかmodel使用
シャープmodel使用
シャープmodel/やわらかmodel比較

皆様貴重なご意見頂きありがとうございました。
以上が今回のユポ紙とmilインクアート紙の比較になります。

mil(みる)で販売中のアルコールインクアート紙が気になる方がいらっしゃいましたら、下のボタンよりご覧ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

この記事をかいた人

アルコールインクアート・ポーリングアート講師。
子どもの頃から物作り・ハンドメイドは好きでアートには興味があったが、イラストを描くことが苦手で悩んでいた2019年に偶然アルコールインクアートに出会う。

色と色が混ざりあい、滲みながら偶然できる模様を描く不思議なアートに魅了され、アルコールインクアートの魅力を伝えたく独学で勉強を始める。

その後、日本・海外とアートを学び、2020年アルコールインクアート講師活動をスタート。
より多くの方にアルコールインクアートの魅力を伝えたく、2021年恐らく日本初のアルコールインクアートグループ展を共催(全国45名のアーティストが参加)

2022年には大阪市都島区にアトリエを構え、本格的にアート講師としてレッスンを始め、各地のイベントにも出展。現在までに800名以上の方にアートを伝えている。

昨今は、企業様と協同でのアートのワークショップイベントや展覧会イベントなどにも積極的に取り組んでいる。

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