こんにちは。mil(ミル)です。
アルコールインクアートを始めている方はどんな紙を使っていますか?
一般的にアルコールインクアートでは、水に強く屋外のポスターなどにも多く使われている「ユポ紙」という合成紙を使います。
この記事ではユポ紙についてやユポ紙以外にどんなものにアルコールインクアートが出来るのか、ご紹介していきます。
この記事はこんな人に読んで頂きたい記事になります。
- ユポ紙について知りたい方
- アルコールインクアートをする際に、どんな紙を利用するか悩んでいる方
- ユポ紙以外にアートをしてみたい方
アルコールインクアートでよく使われるユポ紙とは?
アルコールインクアートをやってみたい、と思って調べると、「ユポ紙」にアートをする。
という情報が多く発信されています。
でも普段聞かない言葉なので「ユポ紙」ってなんだろう?って思いますよね。
まずはユポ紙とはどんな紙なのか説明します。
ユポ紙とは水に強く屋外のポスターなどにも多く使われている合成紙です。
主原料は、合成樹脂「ポリプロピレン」と天然の鉱物である「無機充填材」で、プラスチックフィルム同様の「耐水性・耐久性」に優れた特徴を持ちながら、紙のような「しなやかさ」を持った紙になります。
普段私たちの周りでは、選挙ポスターや自動販売機のポスター、飲食店のメニューなど実は身近に使われている紙なんです。
そんなユポ紙はアルコールインクとも相性がよく、安価で手に入りやすいので、多くのアルコールインクアートアーティスト様が使われています。
ユポ紙はAmazonなどのネットでも販売されています。
特にアルコールインクアートでよく使われているのはこのサイズになります。
A4 0.11mm
A4 0.25mm
ロール紙 0.165mm
サイズもA4やA3から30mのロール紙まで幅広く用意されているので、作りたい作品によって選んでみてください。
ユポ紙以外にどんな紙にアルコールインクアートができるの?
ユポ紙以外にも色んなメーカーがアルコールインクアートができるアートペーパーを販売しています。
そんなアートペーパーを販売しているメーカーの一部をご紹介します。
COPIC
アルコールインクの「コピックインク」を販売している会社が販売中のインクアートペーパーです。
作りたいアートの雰囲気によって紙を選べるように
「仕上がりくっきりタイプ」と「仕上がりふんわりタイプ」の2種類のペーパーを販売しています。
「仕上がりくっきりタイプ」は線を出しやすい、はっきりしたデザインが作れるペーパーになります。
もうひとつの「仕上がりふんわりタイプ」は紙がふんわり高級ティッシュのような肌触りで、その名の通りふんわりしたデザインが作れます。お花を描きたい方にはオススメです。
NARA SYNTHETIC PAPER
インドにある会社で、合成紙やインクの販売をしています。
特にNARA BLACK(ナラブラック)という黒い紙を販売している事でInstagramで話題になりました。
黒色の合成紙でするアルコールインクアートは白色とは違った印象になります。
ただし輸入で送料や関税がかかるので、簡単に手に入るものではありません。
試しに使ってみたい!という方は、輸入して販売されているアーティスト様がいらっしゃるので、その方から買うのがいいと思います。
インクアート紙(やわらかmodel,シャープmodel)
こちらはmil(ミル)のWEBショップで販売しています。
特徴はユポ紙に比べると断然インクの染みがありません。アルコールインクアートをしていると、インクが紙に沈んで、思うようにアートができない事があります。インクの染みに悩んでいる方には、すごくオススメのペーパーになります。
こちらのペーパーの特徴はこちらの記事でまとめているので、興味がある方はご覧ください。
アルコールインクアートは紙以外にどんな物にアートできるの?
実はアルコールインクアートは紙以外にもアートができます。ビンや携帯ケース、タイルなど・・・インクが瞬間的に染みないものだったら、大体どんな物にでもアートができるんです!
こんな感じで紙以外にもスマホケースやティッシュケース、瓶やマグカップなど、アイディア次第で色んな作品が作れるので、皆様もチャレンジしてみてください♪
最後までご覧いただきありがとうございます。