2021.9.2(Thu)~9.5(Sun)にアルコールインクアートとロスフラワーのコラボ展覧会を大阪のギャラリー1616にて開催しました!
今更にはなりますが…(現在2022年4月)このイベントではたくさんの方の協力のもと、あゆみるがこの1年で最も力を入れた活動で、どうしてもお伝えしたい!(後世に残したい位の)一大プロジェクトでしたので、ブログを執筆することにしました。
全国45名のアーティスト様にご参加いただいたコラボ展、新型コロナの緊急事態宣言中でありながら、4日間開催しホントにたくさんの方や企業様にご来場いただきました。
そんな当日の様子をふんだんに残しておりますので、是非ご覧ください♪
※肖像権の都合上、お顔の掲載は控えさせていただいております。
イベント詳細
日時:2021.9.2(Thu)~9.5(Sun)
場所:ギャラリー1616(大阪市浪速区)
THE大阪!である大阪通天閣近くのギャラリー1616で日本全国のアルコールインクアーティストを募集し、アルコールインクアートをメインに展示、たくさんのお花で会場装飾を施し「Alcohol ink art × Loss flowerコラボ展」を開催しました。

ただこの展覧会・・・全国のアルコールインクアーティストとお花のだけのコラボではありません!
サスティナブル活動として廃棄される予定のお花『ロスフラワー』とのコラボ。
そしてこのイベントでの売上の一部を滋賀県で社会的養護の必要な若者たちの自立支援活動している「NPO法人四つ葉のクローバー」様へ寄付する社会貢献活動も行いました。
展覧会開催のきっかけ
この展覧会の企画は、私がアルコールインクアートの活動をしていく中で、こんな想いを強くもつようになったことがきっかけでした。
アルコールインクアートの不思議な魅力をもっと多くの人に知って欲しい!
大好きなインクアートで誰かのお役に立てないか。
展覧会という未来は当初は想像も出来なかったのですが、偶然出会った方に、まさか同じような同じ想いを抱くアルコールインクアート仲間との出会いから始まります。
少しずつお互いの想いを話していくうちに、「想い」が「夢」に変化し、この「夢」を「現実」へ進めることになったのです。
ロスフラワーとの偶然の出会い
出展者様のアートを飾る会場は、ご来場いただいた方が見惚れて、待受画面にしたくなるような…そんな夢のような空間を目指していました。
そんな中コロナ禍で入学式や卒業式の中止が相次ぎ、廃棄されるお花たちの存在を偶然知りました。お花がそんなにもたくさん廃棄されていることを初めて知り、衝撃を受けたのと同時に悲しい気持ちになりました。
そしてこのお花達を1本でも多く助けることができないか、お花がたくさん廃棄されている現状をを知らない人にも知ってもらえないか、という想いが生まれ「ロスフラワー」を会場装飾のメインにしようと決めました。このタイミングで「ロスフラワー」の存在を知れたことは奇跡だったと感じています。
四つ葉のクローバー様との出会い
そしてアルコールインクアートの楽しさを伝えつつ、なにか人助けができないか…そんな想いも強くあったので、イベントでアルコールインクアート体験を実施し、その売上の一部を寄付、そして体験の中で、みんなで1つの大きなアート作りを行い、そのアートを寄贈することにしました。
ただどの団体に寄付・寄贈をするのかとても悩んでいました。当初は小児病棟への寄付を希望していたのですが、日本の病院は閉鎖的なところも多く、アートの寄贈が難しい現実がありました。
今回とある方の紹介でご縁があり、滋賀県で児童養護施設のその後の生活をサポートしてる「四つ葉のクローバー」様と出会いました。
四つ葉のクローバー様は滋賀県で社会的養護の必要な若者たちの自立支援活動しているNPO法人です。
親の病気などで両親のいない子どもや虐待を受けた子どもたちは、児童養護施設で生活します。
日本の法律では原則18歳で施設を退所しなければいけないのですが、親元を頼れずに困難を抱える子ども達がとても多くいます。
そんな社会的養護を必要とする若者たちに、就労援助や住宅支援(シェアハウスの運営)を行っているのがNPO法人四つ葉のクローバーです。
四つ葉のクローバーの杉山様に直接お話を聞く中で、本当にたくさんの子どもたちが貧困で苦しんでいることを知り、とても心苦しくなりました。
アートを通してなにか少しでも助けることができないか…、そんな想いからイベントでの売上の一部を寄付、アートを寄贈することに決めました。
こんな私の想いをたくさんの人に御協力いただき、実現をすることができました。当日の様子をどうぞご覧ください。
展覧会当日
45名の様々なアート作品が会場に並びました。
なんと・・・!!
アート作品35点、小物作品1000点以上という、こんなにもアルコールインクアート作品だけが並ぶ展覧会はきっと日本初だったのではないかと自負しております。




そして今回は『ロスフラワー』と「四つ葉のクローバー」様とのコラボだったので、お花をたくさん使ったフォトブースと四つ葉のパネルを使ったアルコールインクアートワークショップを同時開催しました。
ロスフラワーフォトブース
生産時にできた残念ながら市場としては規格外となったお花や、行き場を失い廃棄を余儀なくされるお花たちです。まだまだ美しい命があるのは、ご覧いただければ伝わるはず(;_:)


たくさんのロスフラワーを大切にフォトブースとして会場装飾に使用しました。
アルコールインクアートWS
アルコールインクアートのワークショップでは、みんなで作成した四つ葉のクローバーアートをパネルに貼り、1枚の巨大アートを作りあげました。


当日のたくさんのご来場者様に参加していただけました!ありがとうございます!!
こちらのアートは後日、「四つ葉のクローバー」様へ寄贈いたしました。寄贈したときに様子などは、また後日記事をUPします。
あゆみる展示作品
私が展示していた作品もちょこっとご紹介♪
花のなかから 01_2108#2(非売品)

この作品は、今回ロスフラワーを天井からたくさん吊り下げることが決まって、展覧会当日にたくさんのお花が上から降り注ぐような姿が見れるんだろうな…。どんな美しい世界なんだろう。こんな世界かな。とイメージしながら描きました。
当日は本当にお花が降り注ぐような、ロスフラワーの空間が見れて嬉しかったな。
振り返って
イベント当時、大阪は緊急事態宣言真っ最中。
延期を余儀なくされるのか、それとも開催するのかの判断がすごく難しい中、様々なアドバイスを頂戴し、たくさんの方の応援やご協力の中、なんとか開催の目処が立ち開催することが出来ました。
また予算にもとても苦しみましたが開催に向けて発信していたクラウドファンディングも、目標金額には少し達成には至りませんでしたが、支援者数42名、総額30万円という、たくさんのご支援をいただきました。
【実施したクラウドファンディング】

皆様のご支援、ご協力の元、企画していた全てのコンテンツを無事に開催することができました!本当にありがとうございます。
そしてたくさんのボランティア様にもご協力いただき、前日のセッティングや当日の進行をお願いしました。皆様ご協力いただき本当にありがとうございます。
またいつかこんなイベントが開催できたらと思っております^^
最後までご覧いただきありがとうございます♪
展覧会の舞台裏
たくさんの人にご協力をしていただきました。その舞台裏を少し公開^^

