こんにちは!あゆみるです^^
前回、オススメのレジン液「フローレスレジン」についての記事を投稿したので、今回はレジンのやり方について簡単にお話をしようと思います!
まだ前回の記事を見ていないよ、という方はこちらもご覧ください^^
必要なもの
エポキシレジンのコーティングをするときに、必要な材料はこんな感じです。
- レジンをしたい作品
- エポキシレジン
- マスキングテープ
- 使い捨てカップ
- メモリ付カップ
- シリコン製のスパチュラなどレジンを混ぜるもの
- 養生シートや45Lぐらいのゴミ袋、ペットシーツなど(作業台をカバーするもの)
- 衣装ケースやダンボールなどの箱(埃除けに使用)
- バーナー(作品が小さければチャッカマンでもOK)
- ゴム手袋
- 水平器(自分用などでこだわらない場合は、使わなくてもOK!)
必要な材料は少し多いですが、ほとんどのものが100円均一でも購入できます!
今回私はイベントなどで使用できればと思い、看板を作ったので、それにレジンコーティングをしてみようと思います!
やり方
それでは早速、やり方を説明していきますね。
基本的にエポキシレジンは、下記の5工程を行います。
- 環境の準備
- 作品の準備
- レジン液の準備
- レジンをかける、ひろげる
- 待つ
これだけ見ると準備が多いですね、でもこの準備がとても大事なんです^^
それでは、この5工程を詳しく説明していきます。
環境の準備
まずは環境の準備をしていきましょう。テーブルなどは汚れないように、ゴミ袋などを敷いて作業台を養生してください。
このとき新聞紙などの紙物を敷くと、レジン液が浸透して机とくっついちゃうので、紙物は避けてくださいね。
私は塗装などで使用することが多い、こちらのマスカーというものを使用して養生しています。
マスカーは最近では、小さいお子さまが食事をするときに、汚れ防止で床に敷くために使われたりなんかもして、100円均一でも販売されているのを見ました。あまり使用頻度が少ない方は、少量の100円均一のものもオススメです!
作品の準備
次に作品の淵(レジンをかけない部分)にマスキングテープを巻いて保護していきます。
※テープに緩みがあると後々レジンを取る作業が大変なので、きっちりと巻いてね!
マスキングテープのオススメは建築塗装用。
建築塗装用のマスキングテープは私がレジンレッスンをスタートした、2020年からお伝えしているマスキングテープなんだけど、レジンがテープに浸みこまないから、最後に剝がすときにとっても楽なんです♪
この色が可愛いな~と思って、たまたま買ったら大当たりでした(笑)
建築塗装用のマスキングテープの存在は、レジンレッスンでしかお伝えしていなかったんだけど、今回ブログを書いた記念にお伝えしちゃいます♪(←なんの記念?笑)
マスキングテープが巻けたら、作業台にコップを置いてその上に作品を置きましょう。(先ほどの環境の準備の写真を参考)
※作品の大きさによって、コップの数は調整してくださいね!
次に作品は水平なのか水平器でチェックします。※傾きがあると硬化したときに、厚い部分と薄い部分ができてしまいます。
水平器はこちらを使用しています。中に入っている気泡を中心の位置にすることで、測っている面が地面に対して水平になります。
一方向だけではなく、クルクル回しながら、色んな方向で水平を確認してくださいね。
もし傾いていたら、コップの下に少し何か敷いたりし、傾きを調整します。(写真も少し傾いていますね)
ただし、自分用とかお試しでエポキシレジンをやってみたい!って方はなくても大丈夫。(極端に傾いている場合は、レジンが流れちゃうのでダメですけどね)
エポキシレジン液の準備
次にエポキシレジンを測り、白いモヤモヤがなくなるまで、ゆっくりとシリコンのスパチュラなどで混ぜましょう(珈琲などに使用するスティック棒でも代用できるよ!)。
レジンの量は、レジン液の種類によって混合比が変わってくるため、ご利用のレジン液に合わせて必要な量を用意してください。
今回私が使用したレジン液は、フローレスレジンの海アート用を使用します。
体積比A1:B1、重量比A10:B9なので、それぞれ計り1つのコップに入れて混ぜ合わせていきます。※割合を間違えちゃうと、きちんと固まらないので注意してね!
写真のカップは使い捨ての目盛り付カップですが、よくあるお料理などで使用する軽量カップで測って、何度か使用してもOKです。
その場合は、2つの液体は別々の軽量カップを使って測ってね!(中で固まってしまうので)
アルコールインクアートには、先ほどご紹介したフローレスレジンと、こちらのアートレジンを使ってる方が多いです。
レジンコーティング
さあ、綺麗に混ぜることができたら、作品にレジン液をかけていきましょう。
端まで丁寧にレジン液を広げていきます。
淵もレジンをすることで、アート(紙)がパネルから剝がれにくくなるから、淵までするのがおすすめです!
全体的にレジンを広げることができたら、浮いてくる気泡をバーナーで消していきます。
炎が出るので、最初は少し怖いかもしれませんが、勇気を出して作品に炎の先を当ててみてください。
私がよく使用しているバーナーはこちら♪小さいからお手軽です!
※ただし!炎を当てすぎたり、下に敷いているゴミ袋などに炎を当てると煙が出てしまうので注意してね!
気泡が抜けたら、あとは衣装ケースなどの箱を被せて、埃が入るのを防いで硬化を待ちます。
※硬化時間もレジン液の種類によって違うので、レジン液の説明書をご覧ください。
硬化後
硬化できたら、ゆっくりとマスキングテープを剥がして完成!
少し工程は多いですが、レジンをするとこんなに艶感がでて、美しく仕上がるんです!
最後に
レジンコーティングは、工程や注意する点が多いこともあって、アーティストの中でも苦手な方が多い印象(;_:)
少し易度が上がるレジンコーティングですが、私はこの艶感と透明感、奥行きがでる感じが好きで、みんなレジンコーティングしてみて~と思い今回ご紹介しました^^
ぜひ初めての方も、お久しぶりの方も挑戦してみてくださいね!